スポーツでは重要視されてて、音楽で軽視されているものって?

どうもchagaです!

今日は僕が実際にレッスンやコンサルでしている、こんな説のお話です!


音楽=スポーツ


 

 

人生をエネルギッシュに毎日をしっかり生きていくには、

言うまでもなく自分のメンタリティを整えるのが大事で。

 

そりゃ生きてたらやる気の出ない日もあるし、

落ち込む日もあるし、

夜が異常に長い日もあります。

 

そんな時にしっかり自分のメンタルを整える事が出来たら、

心のマイナスへの振り幅は最小限に抑える事が出来ます。

要はコントロールですね。

 

サッカー日本代表の長谷部選手も本を書いてましたよね、

心を整える

長友選手やサッカー界以外でも、スポーツ選手やコーチの方がこういったメンタリティの本を書かれています。

 

それぐらいスポーツの世界では当たり前のように、メンタルっていうものが重要視されています。

もう、超序盤にタイトルの答え出してしまいましたねw

 

というわけで、メンタルの重要さを

音楽とスポーツの共通点から見ていこうと思います。

 

 

オリンピック=LIVE

 

 

これ僕がよくレッスンやコンサルでもお話することなんですけど、

『ライブはオリンピックと一緒なんやでぇ〜』

って話をよくします。

 

 

オリンピックって4年に1回で、

しかもたった数分、数秒に人生賭けるわけじゃないですか。

その為に、4年間あらゆるトレーニングを積んで自分自身や仲間とのつながりを向上させていく。

すごいことですよね。

そのトレーニングも、戦略的な部分、体力の強化、技術の強化、連携の強化など多岐に渡ります。

 

 

これって、

<>目指してきた舞台で、最良のパフォーマンスを発揮する為ですよね。

逆に言うと、

そこで最良のパフォーマンスを発揮出来ないと、

そのトレーニングが無駄とは言いませんが、当然不本意に終わってしまうわけです。

 

技術や知識って、適切なトレーニングをすれば努力で身につきます。

じゃあ、一番上手いやつが世界一に毎回なるのかって言われたら、そうじゃないですよね。

 

結局最後は、その自分のポテンシャルを100%以上の力で出せる、

メンタリティが必ず必要になります。

 

緊張、集中力、興奮、失敗への恐怖心。

これらをしっかりコントロールしないと、ポテンシャルが発揮できないですよね。

 

 

音楽に置き換えてみましょう。

 

さすがに4年後のライブを見据えている人がいたら、心からもうちょい早めのステージを全力で打診しますが、

何かしらのライブや人前での演奏、やりたい曲が弾けるように目標を持って練習しますよね。

 

1曲ってたかだか5分。

この5分の為に1週間か1ヶ月か3ヶ月か1年かそれぞれのタイミングで練習していくわけです。

 

楽器の知識、楽譜の知識、それを音にする為のテクニック、バンドメンバーとの共有。

いろいろ練習内容ってあります。

 

そうやって鍛錬のもと、造りあげた音や絵をステージで届けるわけです。

 

楽譜や楽器や奏法の知識、様々なテクニックは練習すればいつでも身につきますよね。

それなのに、練習でしなかったミスや感覚の違いに戸惑って、自分のポテンシャルを発揮できなくなってしまうこと、多々ありますよね。

 

はい、僕もですw

 

 

  • 失敗したらどうしようという恐怖心
  • 緊張で思うように指が動かない
  • メンバーやお客さんからの視線が気になる
  • 練習でしなかったミスをする
  • アタママッシロ・・・

 

じゃあ、なんでそんなことになるのかってもうお判りですよね。

やっぱりメンタルが整っているか、コントロール出来ているか、です。

 

 

っていうように当たり前のようだけど、音楽とスポーツって結構な共通点があります。

 

 

 

でも、これだけ共通点があるのに

音楽におけるメンタルの重要性って中々耳にしないですよね。

それはこんな言葉にも現れています。

 


心技体


主にスポーツで使われる言葉ですが、

心技体

心=メンタル、精神力、集中力

技=技術、テクニック

体=体力、筋力

ですよね。

 

個人的にはこれにもう一個足して、

心技体知

心=メンタル、精神力、集中力

技=技術、テクニック

体=体力、筋力

知=知識、情報

こんな風に考えています。

 

スポーツでは当たり前のようにある言葉ですが、音楽であんまり心技体(知)って言わないですよね。

でも、普通に考えて全部必要ですよね。

どれが欠けても、最良のパフォーマンスは出来ないんです。

 

 

先ほどもお話しましたが、

技、体、知

の部分は練習で身につきます。

特に知の部分は知っているか知らないかだけなので楽勝!

 

そのしてにする。

ルー大柴感が否めませんがそういうことですよね。

 

それが出来るかどうかが

にかかってくるわけです。

いわば、一番大事な部分ですよね。

 

 

心を整えるには

 

 

これもスポーツを例にあげましょう。

スポーツではメンタルトレーニングって当たり前に使われます。

音楽でも必要なはずなんですが、受けたことある方もほぼいないと思いますし、

メンタルトレーニングやってます!って音楽教室って聞かないですよねー。

 

そのメンタルトレーニングの方法をいくつか見ていきましょ!

 

①イメージトレーニング

 

これは一番簡単だし、いつでもすぐ出来ます。

オススメ!

 

『はぁ?イメトレ?そんなん普通やん』

って思う方いるかと思いますが、

本気のイメトレしてみてください。

 

スポーツだとイメージしやすいですよね。

ボクシングだとサンドバッグに打ち込む時に相手を想定したり、

野球だったら相手がいると想定して投げたり、素振りしたり。

だったらキーパーがいる想定でシュート練習したり。

 

全部きちんとシチュエーションを想定して、本当に相手や仲間がいるかのように練習するのが普通ですよね。

 

音楽の場合でも、

①とにかく、五感全部を使ってイメージする。

ステージに立った時の照明の眩しさ、暑さ、音のデカさ、

お客さんの数、視線、

メンバーの動き、表情、視線、音、

自分の手の動き、緊張、

ぜーんぶイメージして、一曲声に出して歌ってみてください。

自分が弾くベースラインをです。

ドドドッドドでも、ドゥーン、タラッタッラでもなんでもいいので。

よくスポーツ漫画でもライバルとの勝負をイメージしてたりしますよね、あの感じです。

 

ポイントは、知っている会場ならそれをイメージ、

知らない会場ならネットで写真でもみてイメージすること。

そして、本気でそこに自分がいてステージで演奏しているイメージを強くもつこと。

 

脳科学の研究で科学的に証明されていることなのですが、

脳は現実と想像を区別するのが苦手。

実体験でも、鮮明にイメージした想像でも、脳は同じような領域を使用します。

脳は騙されるってことです。

 

つまり脳にとって必要なのは臨場感

その為に五感をフルに使って臨場感を演出してください。

 

そうする事で、

そこに立って演奏したかのような経験だけが残るので、

そりゃー実際に立った時に、緊張の度合いも変わりますよね。

 

 

②ベースだけ練習法

練習の時にCDを流しながらそれに合わせて弾いたり、

バンドの練習を録音しておいて、それに合わせたりしますよね。

本番直前にはそれをやめて、ベースだけで練習してみてください。

ベースがいない時になっている楽器や歌を、頭の中でしっかり流しながら。

 

これで、最後まで弾けない、どこ弾いてるか分からなくなるって方は要注意。

普段から他の楽器に頼り切ってしまっているってことですね。

 

なので、不測の事態に弱かったりします。

誰かの音が聞こえなくなる、スティック落とす、歌詞が飛ぶ、自分の音が小さい、でかい、

っていう環境の変化についていけない。

そうならない為にも普段から、他の楽器に耳を向けましょうか。

 

 

この二つのイメージトレーニングはすぐ出来るので、是非やってみてくださいませ。

 

 

 

②自分の行動や思考に”気付く

 

これもメンタルを鍛える、整える方法です。

これは過去の記事とも重複するので、後ほど合わせて読んでもらいたいのですが、

シンプルに言うと


音楽やスポーツ関係なく、

自分自身をもっと鍛えて、整えていこうや!


ってことです。

とても雑な感じですが、ほんまにこの言葉に凝縮されます。

 

そのために、今の自分の状況を俯瞰する。

  • あ、今緊張してるわ
  • あ、余裕ないわ
  • あ、ネガティブになってるわ
  • 周りの目を気にして自分らしくなかったわ
  • 自己保身に走って、周り見れてなかったわ

 

っていう風に、自分の思考や状態を認識することが最初の1歩。

 

ほんでそれをノートに書き出してください。

実体験としてスマホのメモとかじゃなくて、紙媒体に書いたほうがいいです。

紙に書くことで、自分のメンタルを知ることが出来るし、

整理することができます。

 

そして、例えばネガティブになっていたら、その逆側にあることを見つけて採用する。

これ参照

 

周りを気にしちゃうこと、ネガティブな比較することの無意味さ

これ参照

 

こうして、<>自分の思考から気付いて学んでいく。

そうする事で、メンタルは鍛えられるし整えられる。

ドラクエとかみたいにレベルアップしていきます。

 

このレベルアップは自分自身のことなので、

音楽やる上でも、スポーツやる上でも、対人関係でも、何にでも応用効きます。

一石千鳥くらいになります。

言いすぎやろw

って思われるかと思いますが、生きていくすべてのことへの自信にも繋がります。

ラッキー!!

 

③良いイメージのまま本番を迎える

 

例えばライブの前日に『よっしゃ!もうバッチリや!』って思えたら、

もう当日は確認程度や準備運動程度にして、余計な練習しないってのもアリ。

 

だってもう出来てるんだから、そのイケてる自分のままの方が良いイメージをキープできますよね。

変に焦って直前に練習して、間違えて不安。。。っていうのもなんだか本末転倒。

何より楽しめないです。

 

もちろん、『ガッチガチに練習したほうが自信つくんです』っていう方もいると思うので、

自分に合った方法を選んでいけたらいいですね。

 

 

 

という、わけで本日のまとめ。

まとめ

  • 音楽とスポーツは心技体知で共通している
  • 知識を技術で音にする為に心が必要不可欠
  • メンタルトレーニングはスポーツ界だけでなく、音楽をする上でも重要
  • イメージトレーニングは死ぬほど臨場感をもってする
  • 自分の思考から気付いて学んで人生レベルアップ

 

というお話でした!

 

 

さいごに、

僕自信メンタルっていうものに悩まされ続けてきました。

ライブで上手い先輩と一緒になったら、緊張や余計なことを気にしてしまって自分の演奏ができなくなったり、

どう思われるかとかが気になって集中できなかったり、

ちょっとしたことで動揺してしまっていました。

 

もちろん今も緊張することはありますが、

色々勉強したり、同じことで悩んでいる人と考えを共有したりして、

物事の考え方が変わったり、見える景色が変わって、

人生変わりましたね劇的に!

 

自分はいくらでもデザインできるので、

一緒にじぶんを好きなようにデザインして、

自信持ってベース弾いて音楽して、

おもろい人生にしていきましょ!

 

 

ではまた!