どうも、chagaです!
昨日はリズムトレーニングをご紹介しました。
早速やってくれた方からメールが届いています。
一部紹介しますね!
こんにちは!
昨日のリズム楽譜ありがとうございました!
一通りやってみて気が付いたコト。
私も「楽譜は押さえるところの確認でリズムはなんとなく」の一人でした!笑
ふだんいかに音符のことを考えていないのかを実感しました!
BassCampでも宜しくお願い致します!1年後が楽しみです^^
いつもためになるメールをありがとうございます。
早速リズムトレーニングをやってみました。
案外休符が多い方が難しいですね…。
何かコツはあるのでしょうか?よろしくお願いします。
〜中略〜
リズムトレーニングですが、
昨日のメールでchagaさんがおっしゃっていたように、
なんとなくで弾いてしまっていたんだということが分かりました。
〜中略〜
改めてこうしてリズムだけを見ると、音符の長さをいまいち理解していない自分に気がつきました。
ベースキャンプが始まるまで、もう一度講座を見直してみます。
明後日のカウンセリングよろしくお願いします。
どちらかというと苦戦された方が多かったようですが、
リズムのことを見つめ直すキッカケになってもらえて嬉しい!w
みなさんからの返信にあるように、
「なんとなく」やってきた方にとってはコレってハードルが高いと思います。
じゃあ、どうやったら脱なんとなくできるのか。
今日はこれをお話していきます。
すぐ弾かない!!
これはもう結論から。
自分自身の経験と講師生活10年以上の経験から、
もうこれは100%言い切れるんですけど、
楽譜を見て「よーし!」ですぐ弾いちゃうと
「なんとなく」になっちゃいます。
当たり前ですよねw
考えないからなんとなく雰囲気で弾くになるわけです。
昔の僕も余裕でそうでしたw
リズムの面だったら、
- ここは8分音符やな
- ここからここまでが1拍目で、次の休符が2拍目やな
- この休符は「ウン」って読む4分音符やな
- 白い丸に棒が付いてる音符ってなんやっけ、あ、2分音符やな。2拍伸ばすやつやわ
- 2分音符に点が付いたら、3拍伸ばすんやったな
っていうのを弾く前にちゃんと楽譜を見て考えるかどうか。
左手の指使い(運指)だったら、
- この曲は1〜3フレットが多いな
- 小指で弦を押さえる時は4本全ての指で押さえるんやったな
- 次はこのフレットやから中指使わないと届かへんな
- ここは異弦同フレットやから指のフォームを縦にしとこ
- どうしてもここは届かへんな、あ、5フレットがあるから隣の弦の開放弦に置き変えよ!
これを考えてから弾いているかどうか。
ここまでこのメルマガを読んでくれた方なら、
落ち着いて考えたらちゃんと分かるし、
演奏の質も上がるのに、
行き当たりばったりで弾き始めるから、
上手くいかないしその場しのぎの演奏になる。
なんとなくになるのは当たり前ですよね
(気持ちはめっちゃ分かるw)
ほんでこれの怖いところは、
これを続けていても自分の力が育たないってとこ。
その場しのぎの連続で曲をやっていくわけだから、
ずっとギリギリのところで「なんとなく」弾けているだけ。
これシンプルにもったいないじゃないですか。
最初はちょっとだけ時間かかるけど、
ちゃんと自分の力を育てていった方が、
2曲目、3曲目・・・ってなっていった時に圧倒的な差が出ます。
ウサギとカメ状態。
こんなイメージですね。

そう、要するに練習よりも
考え方を知っているかの方が大事。
もちろん全てではないし、他にもこういった
全てに応用が効く基本の考え方はたくさんあるんですが、
その考え方の初歩の部分を、
この2週間の講座でお話してきました。
なので、話もどりますけど、
「リズムトレーニングむずかったなー!」
という方はぜひこれまでのメルマガの復習してもらえたら思います。
- あ、8分音符は「タ」で読んでたな
- 8分休符は「ン」やったな
- 4分休符は「ウン」で
- 長い音符(2分音符とか)はワンツーで数えたらよかったな
とか。
大丈夫!絶対出来るようになるんで!
これホンマにそうで、
決して大げさじゃない話なんですけど、
ちゃんと考え方を知っている人(この講座の読者さん含め)が
考えることをしたら100%出来るようになります。
ってか実際に僕がこれまでレッスンをしてきた、
小学生〜80代のおじいちゃんまで、
全員出来るようになりました。
左手の運指についても全く同じで。
押さえるフレット、そのフレットの順番は当然曲によって変わります。
だからその曲の押さえ方を覚えるんじゃなくて、
運指の考え方を身につけることが大事なんすね。
その曲の押さえ方を丸暗記して覚えても、その曲でしか使えないじゃないですか。
だから、上の図のように「圧倒的な差」が生まれてくるわけです。
それがこれですよ、何回目やねんですけどw
ちなみにイチローの言葉にも似たようなのがあって、
「同じ練習をしていても、何を感じながらやっているかで全然結果は違ってくるわけです」
イチロー
おんなじことですね。
多くの人がプロになりたいからベースを弾くとかではなく、
好きな曲が弾けるようになりたいから弾くわけで、
ちょっとええ感じに弾けるようになりたいから弾くわけで、
仲間と楽しみたいから弾くわけで。
なんとなくで自信なく弾いているよりも、
ちゃんと考えて自信持って弾いた方が楽しい。
リズムがヘロヘロの演奏よりも、
カッコいいビートを刻めている方が楽しい。
バンドメンバーに何も言われないよりも、
「めっちゃかっこいいやん!」って言われた方が楽しい。
自分のレベルが上がらなくて好きな曲が弾けないよりも、
自分のレベルが上がって好きな曲が弾ける方が楽しい。
これってプロもアマも関係ないですよね。
求めるとこは「楽しむ」ってとこで同じなので。
ぜひ、一緒にきちんと積み重なる練習方法でやっていきましょ!
そしたら、ベースを音楽を楽しめる時間がもっと増えていきまっせ!
というお話でした!
さいごに
僕は音楽を仕事にしています。
ベースを人に教えることで、
その人が自分の成長を感じたり、
新しいことを知ったり、
どんどん弾ける曲が増えていったり、
仲間が増えていったり、、、
そんな十人十色の「楽しい」を体感する。
そうなったら僕もめっちゃ嬉しいし楽しい。
そうやって、
自分じゃなきゃできない事をしていこうと思って。
ベースを教える人はたくさんいるけど、
僕の教材とか教え方って、
自分にしか出来ないものやと思っています。
それは自分が天才なんかじゃなくて、
ずっと悩んできたり、
失敗、挑戦、失敗、成長と、
自分で体感してきたから伝えられることで。
ほんで、なにより、ベースを楽しむ人が増えてほしいと思っています。
そのためには「入り口」となるキッカケと、
継続出来る環境ってめっちゃ大事だと思っていて。
だから、僕はこのメルマガのタイトルにもしてますが、
「めっちゃ初心者」の方に向けてのレッスンに、
めちゃめちゃ注力しています。
先日から始まった、
オンラインスクール「BassCamp」。
■自分のペースで出来て
■いつでも疑問が解消できて
■ひとりじゃない
ベースをずっと楽しんでいくために大事なことだけを考えて作った、
おそらく世界で1つしかない場所です。
今日までたくさんの方が参加してくださいました。
募集期間は今日の23:59まで。
一度きりの自分の人生、
ベースをめちゃめちゃ楽しめる人生になるように
僕は門を開いて待っています。

それでは今日も明日もおもろい日でありますように!
応援してます!
chaga